認証の流れ

DBJ Green Building認証とは、環境・社会への配慮がなされた不動産(Green Building)を支援するために、2011年4月にDBJが創設した認証制度です。
この認証制度は、①対象物件の環境性能のみならず、テナント利用者の快適性、防災・防犯等のリスクマネジメント、周辺環境・コミュニティへの配慮、ステークホルダーとの協業等を含めた総合的な評価に基づく認証であること、②不動産事業者に加えて、投資家も含めた多様なステークホルダー間での実務的なコミュニケーションに利用できる簡便なツールであることが大きな特徴です。
我が国でもESG投資が主流になりつつある中、不動産投資においてもその考え方を尊重することが重要になってきています。この認証制度は評価軸にESGの要素を取り入れていることから、ESG投資と親和性が高いものになっています。
認証を取得することで、ESG投資の実践をアピールすることができます。またリーシングに活用することやIR・CSRに活用することができ、テナントや投資家等へ情報発信をすることが可能になります。

step1.スコアリングシートのご提出

最新版の回答用スコアリングシートにご依頼予定の物件情報を記入して提出して頂きます。
スコアリングシートには全部で85項目の質問項目があります。物件に関して提出して頂く資料はスコアリングシートのみであり、図面等のエビデンス資料は原則として提出していただく必要はありません。


step2.物件実査・インタビュー

提出して頂いたスコアリングシートをもとに、
「物件の実査」と「物件所有者・管理者等へのインタビュー」を行います。

実査及びインタビューは、 不動産の専門機関である「日本不動産研究所」 の職員がスコアリングシートの内容をひとつひとつ丁寧に確認していきます。スコアリングシートに記載していない項目を新たに加点対象にする場合もあります。

また、日本不動産研究所は国内で最も多くの不動産鑑定士数及び案件実績を有しており、鑑定評価で培ってきたノウハウを活かし様々な視点から物件調査をすることができるため、今後の物件運営の改善点等を発見できる場合もあります。

step3.認証判定会議

実査担当者を含む複数の職員で認証判定会議を行います。

認証判定会議には不動産鑑定士や建築士の他、さまざまな専門分野を持つ職員が集まり、スコアリングシートの内容を議論し、精査をしたうえで、認証結果を判定します。

step4.認証付与

認証判定会議終了後、所定の発行手続きを経て正式に認証を付与いたします。

認証付与した後は、日本政策投資銀行との共同運営サイト(http://igb.jp/)に掲載します。
ロゴマークのデータも提供しますので、IR資料や決算説明会用資料、CSRレポートなどの各種資料に掲載が可能になるほか、名刺や盾、ステッカー等への使用も可能です。

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